Q.窓ガラスのどちら側に貼るのですか?
A.通常は、室内側です。(室内側から施工できない場合は外貼り用を用います)
Q.作業時間は、どのくらい必要ですか?
A.スタンダードなフィルムを腰高窓2枚、掃き出し窓2枚程度施工する場合、訪問から退出まで約2時間です。(実際は、使用するフィルムや現場の状況などを考慮して案内します)
Q.施工当日までに準備することや準備するものはありますか?
A.貴金属や現金、その他貴重品類は、人目に触れない場所に保管してください。また、窓ガラス付近の家具や装飾品などの移動が必要な場合があります。窓ガラスの清掃や既存フィルムの剥離は不要です。
Q.貼ってからすぐに効果がありますか?
A.遮熱や目隠しの機能は効果が出ますが、飛散防止や貫通防止機能は、本来の性能を発揮するまでに養生期間を要します。(厚みにもよりますが、概ね1ヶ月程度です)
Q.すりガラスに貼ることはできますか?
A.施工自体は可能ですが、フィルムを貼ると光の屈折が変わって透けるようになってしまいます。また、斑(まだら)模様になる場合があり、剥離も極めて難しくなるので、施工はおすすめできません。
Q.型板ガラスなのですが、貼り付けはできますか?
A.通常のフィルムは、フロートガラス用なので凹凸のあるガラスには施工ができません。
型板ガラス用のフィルムで対応します。(ただし、種類に限りがあります)
Q.風呂場の窓ガラスに貼ることはできますか?
A.施工は可能です。ただし、常に高温多湿になる場所なので、コーキング剤やシーリング剤で処理をすると同時に養生期間の管理が必要です。
Q.網入りガラスに貼ることはできますか?
A.施工は可能です。ただし、元々熱割れを起こしやすいガラスなので、熱割れシミュレーションをすると同時にそのリスクをご承知の上でご依頼をいただく必要があります。
Q.ペアガラス(複層ガラス)に貼ることはできますか?
A.施工は可能です。ただし、ガラスの構成によっては、熱割れの問題や施工が困難な場合があります。(網入りガラス・型板ガラス・合わせガラス・Low-Eガラスなど)
Q.フィルムを貼った上にさらにフィルムを重ねて貼ることはできますか?
A.可能です。ただし、窓ガラス用フィルムに使用されている粘着剤は、ガラスに対して適正な強度を発揮するものですので、フィルム表面へ接着する場合、十分な強度がでません。また、通常の使用方法ではないので、保証はできかねます。
Q.事前に窓ガラスの正確な寸法を知らせる必要がありますか?
A.現場調査を行った際に採寸をいたします。
Q.どのような工事をされるか心配なので、詳細が知りたいのですが?
A.施工の手順資料やホームページでご確認いただけます。また、現場調査の際にも丁寧にご説明差し上げます。
Q.フィルムを貼った窓ガラスを掃除することはできますか?
A.水で洗い流すことは可能です。ただし、有機溶剤(アンモニアやシンナーなど)や塩素系洗剤、研磨剤入りの洗剤などは使用せず、汚れがひどい場合は中性洗剤を使用してください。また、雑巾や布巾などで擦ることも控えてください。
Q.耐用年数はどのくらいですか?
A.環境にもよりますが、10~15年程度です。経年劣化による端部の剥離や変色などの見た目に変化が現れ始めたら、貼り替えの時期です。
Q.フィルムが劣化するとどうなりますか?
A.白濁や変色、色抜け、端部の剥離やひび割れが生じます。また、フィルム本体であるPETや粘着剤が徐々に硬化して伸縮性や粘着力がなくなるので、強度も低下していきます。
Q.貼り替えはできますか?
A.もちろん可能です。剥離作業は特殊な道具と経験が必要になるので、フィルム専門業者へご相談ください。
Q.網入りガラスに貼ることはできますか?
A.施工は可能です。ただし、元々熱割れを起こしやすいガラスなので、熱割れシミュレーションをすると同時にそのリスクをご承知の上でご依頼をいただく必要があります。
Q.保証期間はどのくらいですか?
A.内貼り用で3年、外貼り用の保証はありません。(その他フィルムによって異なります)
Q.防犯用のフィルムを貼った窓ガラスのわずかな隙間から割られ、ガラスが抜け落ちることはありませんか?
A.短時間でわずかな隙間を割ることは、ほぼ不可能です。また、ガラス面全体に貼り付いているので、一部だけを割っても脱落はしません。
Q.紫外線を99%カットすれば、家具や展示品等がまったく日焼け色褪せしなくなりますか?
A.カーテンや床、調度品などの長期的な日焼け(退色劣化)原因の割合は、紫外線(50%)、日射熱(21%)、可視光線(19%)その他(10%)です。※諸説あります。
紫外線を100%近く防いでも、残り50%の原因要素が存在する事を留意してください。
(紫外線が大きく関係する人体に対する日焼けとは異なります)
また、要因を完全に防ぐ事はできません(日常的に小さいダメージは蓄積していく)ので、床・壁・家具などの日焼け対策としては、あくまでも軽減とお考えください。